フレームネジ止め
フレームを組み立てる際に、穴の位相を合わせる自信がないとか、そのうちバラして再利用しようって言う場合はネジ止めがよろしおす。
しかし、ネジ止めの際は余計な作業が必要になります。
基本的にこのVP管は水道管なので、接着で結合するのが前提です。
ですのでパイプに接着剤を塗って、表面が少し溶けた状態で押し込んでちょうど良い具合になっているので、接着剤を付けずに押し込んでもきっちり奥まで入らないのです。
エルボの底まで測ってみると35ミリあります。
パイプに印を付けて押し込むと、
最後まで入りません。もちろんたたき込めば入りますが、そうすると位相を決めるのも大変だし、場合によっては抜けなくなるかも知れません。
ですので、コンロで加熱して少し柔らかくした状態で、
押し込みます。これで底まで入りました。
でも、このまま冷えるのを待つと少々緩くなってしまうので、ここまで押し込んだらすぐに抜いて冷えるのを待ちます。
それで、エルボに穴を開けておき、フレームを仮組した状態で、この穴をガイドにパイプ側にタップの下穴を空けた後、タップを切ります。
こんな具合にネジ止めの際は一手間増えますが、接着で失敗するよりは良いかと思います。