ボール吊下部
ボールと吊っている辺りの組み立て。
穴を開けたボールを、ナイロンのストリングで「V字状」に吊るわけですが、それだけだとストリングが捻れてしまって、具合が悪いのです。
そこで、ポリプロピレンのシートで「捻れ止め」を作ります。捻れ止めと言ってもV字が閉じにくくするだけなんですけどね。
■捻れ止め
この、細長い「一反木綿」みたいなヤツね。
※PDFファイルはこちら→nejire.pdf
ポリプロピレンのシートを切り出して、先端部に穴を空けます。
右側はフレームに取り付ける側ですが、こちらは入手した蝶番に合わせて穴を開けて下さい。
フレームの方も蝶番に合わせて穴を開けて取り付けます。
この辺りのボルトやナットは緩みやすいので、ネジロック(なければコンタクトセメントなんか)を付けておくと良いですね。
■穴あきボール
ボールの両側に5〜6ミリの穴を開けます。出来るだけ偏心しないようにボールの中心に開けてください。
普通の鉄工用のドリルでも一応開きますが、少々「むしり取る」感じになっちゃいます。下の動画の様に革用のパンチを使うとキレイに開きますのでオススメです。
■ストリングと捻れ止めの接続
ストリングと捻れ止めは、上のように捻れ止めの穴にストリングを通して、結束バンドで締め上げるだけです。
上の実物の画像だと少々分かりづらいので、ちょっと大きいものを作ってみましたので参考にしてください。
ストリングの長さは、ボールを吊り下げた時にフレームにギリギリ当たらない長さにするのが良いです。
これで、ボール吊下部は完成。
あとは、後ろの防球ネットだ。